『歎異鈔集記』  高原覚正著 本文へジャンプ

あ と が き

 この書は、昭和四十五年三月からはじまった、名古屋・時照会における講義の筆記を、本文と註にわけて、筆を加えたものであります。いまも、その講義はつづけられていて、この書は、『歎異鈔』の初三章の講義をまとめて、「上巻」としたものであります。次の師訓七章を「中巻」、異義八章と後序を「下巻」としてまとめたいと思うています。

 講義の筆記を底本としていますので、重複しているところが多いのですが、あえて、そのままにいたしました。「註」を多くし、「註」の中で解説を加えた部分が多いのですが、「註」を「補説」の意味にとって対照していただければ幸甚です。

 各章のはじめの『歎異鈔』の本文は、『定本親鸞聖人全集』によって、蓮如上人の書写本を引用しました。その他の引用文は、原則として現代仮名に、漢文は延べ書にしました。引用文は、おおむね、『真宗聖教全書』により、その他は、それぞれ引用書を記入しておきました。『全書』と略記してありますのは『真宗聖教全書』であります。

 この書を発刊するにあたり、栗原菊江氏をはじめ、一色順史・種田利子・大野朋子・河辺健介・田中賢肇・平岡定幸氏・永田文昌堂主人らの尽力を得ました。
 ここに、深く感謝いたします。

                 熱海・ライフケアー・栗原氏宅にて
                        高 原  記


    著 者 (たかはらかくしょう)
    1914年6月1日彦根に生まる・大谷大学文学部卒業・
    現在・真宗大谷派西覚寺住職・名古屋造形短大講師・
    著書「ここに道あり」(教育新潮社刊)・「正信偈入門」
    (東本願寺出版部刊)・その他

                     1972年8月20日発行
         <検印>        1978年3月10日三刷
                      ¥2,800

    著 者  高 原 覚 正 滋賀県彦根市錦町8-29
    発行者  永 田 宗太郎 京都市下京区花屋町通西洞院西入
    印刷所  同  朋  舎 京都市下京区壬生川通五条下ル
    発行所  永 田 文昌堂 京都市下京区花屋町通西洞院西入
                 電話(070)371-6651
                 振 替 口 座 京都936番


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